【救急車】

 

毎週水曜日のサーフィン。

朝5時前に起きて一日サーフィンを楽しむと帰りは心地よい疲労感でいっぱい。

電車に座って揺られるとすぐに眠りに落ちます。

 

眠りに落ちます・・・

 

深い、深い眠りへ(-.-)Zzz・・・・

 

 

この日はすごくリアルな夢を見ました。
高校2年の時の夢です。


バイクでツーリングに出かけた私は、前方を走る友人を必死で追っていたのです。
彼は飛ばし屋で私はついていくのがやっとでした。
誰もいない山道を快調に走っていると、突然友人が思いっきりコケたのです。
(>_<)

私はバイクを停めて彼に駆け寄りました。
彼はピクリとも動きません。(((・・;)

周りを見渡しても誰もいない。

シーンと静まり返った山の中・・・



「おいっ大丈夫か。しっかりしろっ!誰かいないかっ」

周りを見回すと遠くのほうに登山者の姿が・・・

 

「おーーい!救急車ーーーーーー!」

 

 

 


ん?(´・ω・) どこだここ???

 

 

 

 

誰もいない山奥の筈なのに、大勢の人が私を見ています。

驚愕の表情で・・・

 

 

わけがわからない私の目に飛び込んできたのは駅の看板。

 

 

 

【下北沢】 ( ゚Д゚)

 

 



そうです。私は椅子から飛び上がり、右手を高々と上げ 《救急車っ》と叫んでいたのです。\(゜o゜)

 

 

ようやく状況が理解できた私が取った行動は・・・

 

 

【救急車音頭の練習をしてるフリをする】

 

 

 

この状況では誰もが取る行動だと思います。

 

 

そのまま両手を頭の上にあげ、「救急車っ!救急車っ!それ、それ、それ、そーれ!」

と踊りながら下北沢の駅に降り立つ私。

背後でドアが閉まり発車する快速急行新宿行き。

 

(ふぅ良かった・・・うまくごまかせた・・・)(;´・ω・)


11月9日16時頃。

下北沢駅で救急車音頭を踊る変なじじいを見かけた方・・

あれは私です。

 

小田急電鉄並びに御乗客の皆様、ご迷惑をお掛けしました。m(__)m

 

【開かないよっ!】

 

まず最初に言い訳させて下さい。

この日はとても疲れていたのです。

体はとても疲れていたのですが、頭の中は次の日の仕事の段取りでいっぱいでした。

考え事をしながら歩いていた私は自宅に着いた事に気付いていなかった様です。
ドアの前でしばらくボケっとつっ立たっていたんですね。

「今晩は!」と突然声がして、ハッと我にかえりました。

「こ、今晩は」

隣家の人はクスクス笑いながら「だいぶお疲れのようですね… おやすみなさい」
と言って家に入って行きました。

(やっぱり疲れてるって分かるんだな 今日は早く寝よう)
そう思って鍵を出そうと手元を見ると…

 


PASMO・・?  

 

 

右手にPASMO・・?  (/・ω・)/

 


そうです。私はPASMOをドアノブにタッチして開くのを待っていたのです。


いくらPASMOが進化しても・・・

家のドアは開かないって… (-_-;)

 

【誰だお前は・・・】

 

【恋空】というタイトルの携帯小説を知ってますか?

10代の女性に圧倒的に支持され映画化もされた話題作。

テレビのニュースで映画化が報じられているのを見ていた私の耳に飛び込んできた素敵なワード・・

 

「小説の印税、映画化の著作権料等合わせて、作者には約2億円の収入が・・・」

 

 

えっ・・・2億円・・? ( ゚Д゚)

 

 

欲深い私がこの言葉を聞き逃す訳が有りません。

血走った目で携帯小説のコンテストを検索する私。

 

発見!

3週間後に応募締め切りのコンテスト。

大賞受賞作は賞金100万円&書籍化!

 

 

書籍化・・・

 

印税・・・

 

2億円・・・

 

フェラーリ・・・

 

 

私の妄想はとどまるところを知りません。

 

翌日、お店のスタッフに私の壮大な計画を話しました。

 

「3週間後の携帯小説コンテストに応募しようと思ってさ。上手くいけば2億円だぜ!」

スタッフ全員の嘲笑「100%無理ですね」

はい、出ました。私の一番嫌いなワード

 

 

 

   【100%無理】

 

 

 

まぁ無理というのも当然ですが。

この頃の私の1日のスケジュール・・

朝6時起床。7時前には既に調理場にいて、11時のオープンに向けて全力で仕込みとスタンバイ。

10時半くらいからお客様が並び始め、オープンと同時に46席が満席&10名ほどの行列。

このお店は中抜きというものが無かったので、このまま23時まで料理を作り続けます。

 

シェフの私と見習いが1人。あとは学生のアルバイトと主婦のパートさん。

見習いに料理を教えながらの営業なのでもちろん休憩も無し。

 

食事はパスタを作って調理場でしゃがんで一気食い。約3分。

23時に営業が終わって、発注・掃除・レシピ作り等を終えて自転車で家に帰ります。

 

終電には間に合わないので・・・

休みが取れる筈もなくこの時点ですでに8カ月休みなし。(>_<)

 

さぁ、この状況で20日間で小説が書けるのでしょうか。

もちろん今まで小説など書いたことも有りません。

書籍化が前提なので原稿用紙300枚分が必須です。

それ以下では審査対象にはなりません。

 

ここで料理人の経験が役に立つ事になります。

 

コース料理を組み立てる時、前菜からメイン料理に向かって順に作っていくと失敗します。

まずは一番食べてほしいメイン料理を決める。この料理がこってりしたものだったら、その前にさっぱりしたサラダを入れよう。

 

メインの味がしかっりしているので魚は白身の淡泊な物を・・・と遡っていくと美味しいコース料理が出来るのです。

 

という事で、まずは理想のラストシーンを書きます。

ラストを盛り上げるためにすれ違いのシーンを書き、その前に仲直りのシーン、その前にケンカのシーンと遡っていき、最後に2人の出会いを。

 

こうすると無理なくストーリーの伏線も書けるので書き直しをしなくて済みますね。

 

1日1時間と決めて20時間で300枚を書き上げた私は、締め切り日の前日に応募完了!

 

 

あとは10日後の発表を待つだけ・・

 

 

発表当日サイトの画面を開いた私の目に飛び込んできたのは・・

 

 

  【大賞おめでとう!】の文字!

 

 

 

の訳が有りません。現実はそんなに甘くない。

 

結果は2位・・(>_<)

こうして私の手から2億円が消えていったのです・・・

 

 

すっかりこの事を忘れていた私に幸運の電話が舞い込んだのは2年後の事でした。

ある出版社がこれからは色々な分野に進出していきたい。

携帯小説も出そう!という事になり私の作品が選ばれたのです。

 

 

100%無理と嘲笑されてからの大逆転劇。

見たか、欲にかられた人間の恐ろしさを!

欲張りじいさんの実力をっ!

これで穴の空いた靴下とはおさらばだぜっ!

 

 

 

すみません、つい取り乱しましたm(__)m

 

 

 

早速脱いだ靴下をゴミ箱に捨てようとする私に、もう一人の自分が語りかけてきました。

(ちょっと待て。本当に出版されるのか?もしかして新手の”刷る刷るサギ”かもしれないぞ)

 

それもそうだな・・ 書店に本が並ぶまでは大人しくしてよう。

ゴミ箱に捨てようとした靴下をそっと洗濯機に入れる健気な私。

(おしゃれは足元からって言うしな。にょっきっと出た親指もキュートじゃないか。)

 

 

 

出版日当日・・

 

 

TSUTAYAに並んでいる自分の本を見たときは不思議な気分でしたね。

感動とか喜びよりも(本当に本になるんだな・・)という感じ。

帰り道、ダイソーで大量の靴下を買い込んだ事は言うまでも有りません。

(フェラーリからずいぶんスケールダウンしたな・・(・。・;)

 

 

しかし出版された事より、もっと驚いた驚愕の事実とは・・

 

 

出版社のホームページを見ると、話題作としてトップページに3冊の本がデカデカと紹介されています。

 

 

 

 

向かって左・・大鶴義丹さん。

 

向かって右・・小室哲哉さん。

 

センター・・・私。

 

 

 

 

 

えっ!・・ ( ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

欲張りじいさん、まさかのセンター・・

 

 

画面の中の自分に向かって出た素直な言葉・・・

 

 

【誰だ、お前は・・・】|д゚)

 

【ミラクル】

 

とある平日の昼下がり、電車に乗っていた時の事。
平日の午後のせいか車内はガラガラでまったりとした空気が流れていました。

ところがある駅に停まると、その平和な空間をぶち壊す一人の男が乗り込んできたのです。

彼は今時珍しい全身鋲打ちの革ジャンを着て、髪の毛は天に向かってそびえたっていました。
口の右はじと鼻には大きなピアス…
うつろな目をして右手には火のついた煙草が(-。-)y-~

車内は一瞬にして緊迫したムードに・・・

もちろん全員、見て見ぬフリ。

幸い彼は次の駅で降りて行きました。

(戻って来ないだろうな・・・)

彼の後ろ姿を目で追う乗客達。

すると入れ替わりに乗ってきた女子高生が、煙草野郎と同じ位置に立ったのです。

自然と乗客の目は彼女に注がれます。

その途端、車内はなんとも言えない暖かな空気に包まれました。



女子高生の口の右はじと鼻の横には特大のホクロが

 

奴のピアスと全く同じ位置に (*´▽`*)

不快な空気を一瞬にして解消してくれた特大のホクロに心からありがとう。

 

【鎖に繋がれた象】

 

サーカスの象は出番が無い時は鎖につながれています。
人間が打った杭につながれているだけなので、象の力で引っ張れば簡単に杭が抜けて逃げる事が出来るのです。

でも逃げない。何故でしょう?

餌が貰えなくなるから?
違います。

サーカスの象は子供のうちに買われてくるのです。
買われてきた象は、まず太い柱に鎖でつながれます。

最初は逃げようと必死で鎖を引っ張りますが、外れないと分かると諦めるのです。

それ以降、象は鎖につながれると(あぁ、もう逃げられないんだ・・・)と思って鎖を引っ張る事をしなくなるのです。

移動サーカスではうまい具合に毎回太い柱が有るわけでは有りません。

人間が杭を打つしかない場合の方が多いのです。
でも、鎖につながれた象が逃げる事は絶対に無いのです。

大人になった象は、勇気を出して引っ張って見れば簡単に逃げる事が出来るのに・・・


私達も同じですね。
一度や二度失敗して、もう出来ないと思ってチャレンジする事をやめてしまったら何も出来無くなってしまいます。

見栄を捨て、失敗した時の言い訳を考える事をやめて、見えない鎖を思いっきり引っ張って見ませんか?


案外、簡単に鎖が外れるかもしれませんよ (^_-)-☆

 

【そっちかい!】

 

ある夏の日の午後。

仕事の打ち合わせで集まったのは私を含め男性4人、女性1人の計5人。

 

あまりの暑さに「冷たいものでも飲みながら打ち合わせしましょう」という事になり近くのカフェに避難します。

オーダーを取りに来た無表情の店員さんに

 

「アイスコーヒー」俺も、俺も・・・

「私はアイスティー下さい」

 

オーダー内容はアイスコーヒー4つとアイスティー1つ。

早速テーブルに資料を広げて打ち合わせを始めます。

と、そこへ先ほどの店員さんがドリンクを持ってきました。

 

 

「アイスコーヒーのお客様は?」

 

 

 

えっ・・アイスコーヒー・・・?(・。・;

 

 

 

「あ、はい俺です。」

「あ、俺も・・・」

「俺もアイスコーヒー。お前もだよな・・・」

「あっ、はい俺もアイスコーヒーです・・・」

 

右手を高々と上げアイスコーヒー党を主張する間抜けな男4人組。

 

それを見てぷっと吹き出すアイスティー派の女性。

 

無表情でドリンクを配るカフェ店員。

 

 

何故かドリンクを配り終わるまで上げた手を下ろさないアイスコーヒー党の男達。

 

 

その後、私達の心の叫びが見事にハモった事は言うまでも有りません。

 

 

【アイスティー聞けよっ!】 ( `ー´)ノ

 

【成長と衰退】

 

人間は何才まで成長して、何才から衰え始めるのでしょう。

 

【初老】という言葉が有ります。

老い始める年齢なのでしょうか。

この初老という言葉。何歳の人に対して使うのか知っていますか?

 

正解は・・・

 

 

 

 

  【40歳】 (=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

以上です。 m(__)m

 

【ファーストネーム】

 

大ヒットした韓国ドラマと言えば冬のソナタ。

主演のペ・ヨンジュンさんはヨン様と呼ばれ日本でも大人気。

 

この人気にあやかろうとした姑息な私。

(顔は変えられないからな・・ そうだ!名前を変えればいいんだ!)

 

 

「俺、名前変えるからさ。今日からペ・丸山と呼んでくれ」

 

「別にいいですけど・・ ペってファーストネームですよね」

 

 

 

ん・・?

 

 

じゃあ  ペ・丸山じゃなくて・・

 

 

 

 

    丸山・ペ ( ゚Д゚)

 

 

 

 

ヤメヤメ (-ω-)/

 

 

 

なんで名前を変えようと思ったかって?

実はもう50年ほど待っているんですが・・・

 

 

 

モテ期がまだ来てないんですよね。

 

 

そろそろかな、とは思ってるんですが (・。・;

 

【ノット イコール】

 

中学生になった娘の顔が私に似てきたようです。

「そっくりですね」

「顔が同じ~」

「瓜二つですね」などなど。

相当似ている様です。(可哀そうに・・)

 

せっかく女性に生まれて来たのにうっかり私に似てしまった彼女は、これから女性としてどれだけの苦難を乗り越えていくのでしょう。

 

心からお悔やみ申し上げますm(__)m

 

 

 

そんな彼女に朗報が・・・

 

最近よく似てると言われる芸能人。

 

 

 

  石原さとみさん。 ( ゚Д゚)

 

 

 

かなりの確率で言われるらしい。

最も本人は否定していますが「私はあんなに可愛くない」と・・

 

 

 

ん・・?

 

 

 

これってみんな遠まわしに言ってるけど・・・

 

 

 

 

俺が石原さとみさんに似てるって事・・・?

 

 

 

式で表すとこうなります。

 

 

石原さとみさん = うちの娘 = 俺

 

つまり

 

石原さとみさん = 俺

 

って事ですよね。

 

 

石原さとみさんと言えば世界で最も美しい顔・ベスト20にも選ばれた美形ですが、似てると言われれば確かに思い当たる所も有ります。

 

 

石原さんのお顔の特徴と言えばまず目がふたつ。

顔の中央あたりに鼻、その下に口がひとつだけ。

実は私も全く同じなんです・・・。

 

 

 

 

 

 

全国数千万の石原さとみファンの皆様、ホリプロ関係者の方・・・

 

すみませんでした m(__)m

 

 

謝罪文を載せておきます。

 

石原さとみさんと私はこれっぽっちも似ていません。

 

 

 

石原さとみさん ≠ 私

 

 

 

ノットイコールです。 m(__)m

 

【役者魂 ー前編ー】

 

20代の頃。新規店オープンの話が舞い込んできた私は、それまで勤めていたお店を辞め新店に向かいます。

ところが工事のやり直しでオープンが2カ月伸びたとの事。

 

 

えっ・・

 仕事辞めちゃいましたけど・・・( ゚Д゚)

 

 

(さあどうしよう。取り合えず2、3日休んで先輩の店でも手伝いに行くか・・)

そんな所へかかってきた来た友人からの電話。

「お前明日空いてないかな。ちょっと緊急でさ、助けてくんねえかな・・・」

 

この友人はちっぽけな芸能事務所で働いていたのですが、翌日の撮影にブッキングした役者さんが倒れてしまい代役を捜しているとの事。

 

「だって俺、演技なんか出来ねえぞ。」

「セリフは無いから大丈夫だって。頼むよ!」

相当困っているようなので「お前がいいならいいけど・・・」とこの仕事を引き受けてしまう見境の無い私。

 

 

翌日連れていかれたのは営業前のバー。

私はバーテンの役。

スタッフさんが段取りを説明してくれます。

 

「君はカウンターの中でグラスを拭いたり、お酒を作ったりバーテンらしい動きをしてくれればいいから。ただし音は一切たてないで。靴も脱いでね」

バーテンの衣装に着替え、スタンバイする私。

 

 

 

そこへ登場したのは・・・

 

    樹木希林さん!( ゚Д゚)

 

 

 

ハイカウンターに希林さんが座って撮影開始です。

 

 

  「よーい スターーート!」

 

 

希林さんが独り言の様にセリフを言い始めると、オカマ役の役者さんが隣の席に座り2人の掛け合いが始まります。

 

これが可笑しいのなんの!

 

必死で笑いをこらえる私とスタッフ。

スタッフさんはいいですよね、カメラの後ろだから。

両手で口を押えて必死で笑いをかみ殺しています。

 

カメラは希林さんの背後からカウンターに向けて撮っているので私の顔は丸写り。

ここで私が吹き出してNGを出す訳にはいかないので、無表情でお酒を作ります。

 

 

  「はい、オッケー!」

 

 

オッケーが出た瞬間、場内は拍手と笑いの渦。

さすがは希林さんです。

ところが次の瞬間、希林さんから思いがけない言葉が飛び出すのです。

 

 

「監督さん、ちょっと思いついたんだけどもう1回やっていいかしら・・」

 

「どうぞ、どうぞ。好きにやってください!セリフ変えても構いませんから」

 

「はい、テイク2行くよ。バーテンさん中に入って!」

 

 

 

も、もう1回やるんですかぁ ( ゚Д゚)

 

 

 

ここからが凄かった。

セリフはさっきと全く同じ。1字1句変えてません。

ただセリフに節をつけて歌うように語り始めたのです。

 

オカマ役の役者さんも凄かった。

希林さんとなんの打ち合わせもしていないのに、希林さんのリズムに合わせて日本舞踊を踊るように体をクネクネと動かし始めたのです。

歌い終わる瞬間にふっと見つめあう希林さんとオカマさん。

 

 

最も近くで見ているのは私。次に音声さん。

音声さんの口は助手の方が後ろからふさいでいます。

 

 

 

   -私から見える光景ー

 

目の前で繰り広げられる希林さんとオカマの役者さんの絶妙な掛け合い。

口をふさがれ肩を揺すって笑いをこらえる音声さん。

カメラの後ろでは口を押え、肩を震わせて笑いをこらえる20人以上のスタッフ。

 

この状況で音を立てずに無表情でお酒を作るのは至難の業。

 

学芸会の猿カニ合戦で猿がカニに投げつける【柿の役】を演じきった時の事を思い出してバーテンに徹します。

 

 

 「はい オッケーーーーー!」

 

 

その瞬間、今まで聞いた事がない大爆笑と拍手の渦が巻き起こりました。

 

 

撮影後、監督さんに褒められる私。

「よく我慢出来たな。君の淡々とした演技がより笑いを引き立てたよ。演技はどこで勉強したんだ?」

 

 

いえいえ、演技どころか算数も国語も勉強してませんから・・・(・。・;

 

 

友人も大喜びです。

「お前、いい度胸してるな。うちの事務所と契約しろよ」と事務所に連れていかれる私。

 

(何をおっしゃいます。

ズブの素人をこんな現場にぶち込むあなたの方がよっぽどいい度胸してまっせ、旦那(-。-)y-゜゜゜

 

 

 

「2カ月だけな。その後は仕事が決まってるから」

 

こうして2カ月限定の芸能界デビュー。

2カ月たったら馬車はカボチャに戻っちゃうよ・・・

 

 

 

この時の演技が評判良かったらしく次から次へとオファーが舞い込み、素人の私がこの2カ月の間に80本近いドラマに呼ばれる事になるのです。

 

 

当時人気のトレンディードラマ、火曜サスペンス、大河ドラマetc・・・

 

 

続きは・・  後編で・・・(''◇'')ゞ

 

【役者魂 ー後編ー】

 

2カ月間で多くの役者さんとご一緒させて頂きましたが、特に印象に残っているのが風間杜夫さんと石田純一さん。

 

撮影の現場ではスタッフさんが役者さんに代わって位置関係を確認し、照明・音声・カメラなど全ての準備が整ったら役者さんを呼びに行きます。

 

皆が待ち構える現場に「お早うございまーす」と颯爽と現れる主役級の役者さん。

ざっと説明を受けたらすぐに撮影開始です。

 

 

ある現場で石田純一さんにお会いしました。

当時、人気絶頂で飛ぶ鳥を落とす勢いの石田さん。

オーラが凄いです。

監督やスタッフさんと挨拶をかわした石田さんがこちらに向かってきます・・

 

「お早うございます、石田です。今日はよろしくお願いします。」

と、その場にいる全員に挨拶する石田さん。

 

私達はスタッフさんから声がかかるまで邪魔にならないように隅っこで大人しくしています。

わざわざそこまで足を運んで一人一人に目を合わせて頭を下げてくれる石田さん。

あの爽やかな笑顔で・・

一人一人に・・

 

石田さんとはこの後10回以上現場でお会いしましたが、この姿勢は変わりません。

人によって態度を変える事が有りません。

私が言うのは生意気ですが、謙虚で素晴らしい人だと思います。

 

 

風間杜夫さん。

時代劇の現場でお会いしました。

1月の早朝、海辺での撮影です。

遭難した船から小舟に乗って日本に辿り着いた異国人。

浜辺に打ち上げられたボートに乗っている青い目の外国人を見て村人が仰天するシーン。

 

村人の私たちは薄っぺらい着物一枚でボートを取り囲みます。

足は脛まで海につかったまま。

 

 

さ、寒い~(・。・;

 

 

ようやく撮影が終わると「あったかい豚汁が有るからみんな食べて!寒い中ご苦労さん!」の嬉しい声が。

「やったー豚汁だー」、と喜ぶ村人たち。

豚汁めがけて浜辺を猛ダッシュします。

 

 

 

「あぁ、ちょっと待って。君はもう1シーン有るから」

 

 

 

えっ・・ 君って・・・

 

 

 

私ですか・・・

 

 

 

ですよね・・・

 

 

 

「衣装さんのところに行って着替えてきて。風間さんの部下の役だと言えばわかるから」

 

 

そこへ武将の姿をした風間さん登場。

既に役に入っているのか険しい表情をしています。

いつもの柔和な風間さんでは有りません。

 

猛ダッシュで衣装さんの所へ駆け込む私。

「すみません!風間さんの部下の役です。衣装はどれを着たらいいですか?」

 

 

「・・・」完全無視。

 

 

実はこの世界には「付け届け」という古いしきたりが有って、撮影前に衣装さんや小道具さんに気持ち(お金)を渡しておくのです。

 

これを怠ると礼儀を知らない奴だと、刀を出してくれなかったり帯を隠されたりする事も有ったようです。

 

今の時代にはもう無いと思っていたのですが、運悪く超ベテランの衣装さんに当たってしまった様です。

 

 

 

「早くしろーーー!まだかーーー!」

 

「主役を待たせるバカがいるかーーーー!急げーーー!」

と怒声を浴びせられる私。

 

 

 

衣装さんはそっぽを向いたまま煙草をふかして完全無視。

 

 

(もう知らねえ!自分で探せばいいんだろーが!)

 

それっぽい衣装を選んで着替えようとした時・・・

 

 

 

 

「どうした、大丈夫か?」

 

 

えっ・・・

 

 

まさかの風間さん登場!

 

 

 

風間さんは一瞬で状況を理解してくれた様で「衣装はそれじゃないよ。これを着て」と着替えるのを手伝ってくれたのです。

「こんなの着たことないから分かるわけないよな。気にするな」と衣装を全て着せてくれたのです。

 

主役が若造に衣装を着せるなんて前代未聞の大事件です。

 

 

風間さんのお陰で戦国の武士に変身した私。

 

 

 

「よし、行くか」

「はいっ!」

 

 

このオン・オフが凄いです。

 

顔は既に武将の顔に戻っています。

私も衣装のせいなのか、風間さんのオーラに取り込まれたのか戦国モード全開です。

 

 

 

 

  「よーい スターーーート!」

 

 

 

刀を抜いて敵陣に飛び込んでいく風間武将。

長槍を手に突進する私。

(この人の為なら死ねる)

 

大げさでなくそのくらい風間さんのオーラに取り込まれてしまいました。

 

 

 

  「はい オッケーーー!」

 

 

 

何回も撮り直す事で有名な監督さんからまさかの一発OK.

 

私の肩をポンと叩いて「良かったよ」と笑う顔はいつもの柔和な風間さん。

 

 

 

 

そうか・・ 今は戦国時代じゃないんだ・・・

 

 

 

 

衣装を脱いで現代に帰還した私。

急に寒さと空腹が襲ってきます。

 

 

   そうだっ 豚汁!

 

 

駆け寄った豚汁の鍋は既に空っぽ。( ゚Д゚)

 

がっくり肩を落とす私に「ほれっ」と言って温かい缶コーヒを投げてくれる風間さん。

 

カッコイイ (>_<)

 

 

風間杜夫さん 石田純一さん

お二人とも既に大成功されていますが、さらなるご活躍とご健康をお祈りしています。

 

 

番外編につづく・・・ (^^)/

 

 

 

【役者魂 -番外編ー】

 

山奥のロケに行ってきました。

大金持ちの別荘で事件に関わっていると思われる大富豪が記者会見をするシーン。

私達は記者の役。

 

出番を待つ私達。

 

 

撮り直し・・・

 

撮り直し・・・

 

撮り直しったら撮り直し・・・

 

 

撮影が全く進みません。

 

 

結果、まさかの20時間待ち( ゚Д゚)

 

外は尋常じゃない寒さなので屋敷の片隅でじっと待ちます。

物音1つ立ててはいけないので、ただじっと待つ20時間。

疲労とイライラが頂点に達した時・・・

 

 

「お待たせ。じゃあ行くよ。そこのドアから屋敷の主人が出てくる。何かを隠してる風で「今は何も言えない」と去って行くから「一言だけでもお願いしますよ」的な事を言ってくれ。テレビでよく見るだろ。」

 

 

 

主人の登場を待ち構える記者達。

 

 

 

 「よーい スターーーート!」

 

 

 

「今は何も言えない・・」その言葉を残して去って行く屋敷の主人。

 

 

 

その背中に向かって記者達の怒声が飛びます。

 

 

 

「おい!ちょっと待てこのヤロー!」

「こんな山奥まで呼び出して何も言えないだと。ふざけんなー!」

「こちとらガキの使いじゃねーーんだよ!」

「何時間待ったと思ってんだ!バカヤロー!」

「出て来いコラっ!」

 

 

 

   迫真の演技炸裂!

 

 

 

  「はい オッケーーー!」

 

「いい画が撮れたよ。みんな上手いな~」

喜ぶ監督さん。

 

 

 

いい画が撮れた・・・

 

 

 

良かったですね・・・

 

 

 

ただ、それは私達が上手いのでは無く・・・

 

 

 

あなたの段取りの悪さのお陰です。

 

 

 

 

あぁスッキリした(-。-)y-゜゜゜

 

【星に願いを】

 

念願かなってレストランのオーナーシェフになった私。

しかしいざやってみると経営というものは大変厳しくイバラの道です。

 

飲食店の利益は上手くいって5%。

100万円売って利益が5万円出れば成功。

儲かる仕事では無いです。

更に恐ろしい金額の税金が次から次へと経営者を襲います。

 

オープン2年目・・

思うように売り上げは伸びず支払いに追われる毎日。

頭の中はお金の事ばかり。

 

(金がほしい、金が・・・ 今月は自分の生活費が出ない・・・)

 

いつもの様にバイクで帰宅した私。

家から少し歩いた所に有る駐車場にバイクを停めます。

細い路地を入るとレンタル倉庫が有ってその一画が駐車場。

行き止まりの狭い路地で街灯も無く寂しい感じです。

 

バイクを停めて歩き出すと雲一つない空にスーーーっと流れ星が。

 

(あっ 流れ星・・)

 

だいたい流れ星というものは一瞬で消えてしまうのですが、この時は光の尾を引きながらゆっくり流れていました。

 

 

(そうだっ 願い事!)

 

 

消える前に3回唱えると叶うと言われている願い事。

とっさに口をついて飛び出した言葉は・・

 

 

 

「カネ!・カネ!・カネ!」( ゚Д゚)

 

 

 

このタイミングで大通りに差し掛かっていた私は、左から歩いてきたOL風の女性とぶつかりそうになりました。

 

時刻は深夜1時。

静まり返った住宅街に人の気配は全く有りません。

 

 

ここで当時の私を自己紹介。

 

・身長183(センチメートルです)

・体重75 (キログラムです)

・胸囲100cm (Bカップです)

 

坊主頭に無精ヒゲ。

真冬だったので黒のロングダウンに黒の革手袋。

この格好で出かけると目的地に着くまでに2回は職務質問されるというイケメンっぷり。

 

 

あなたがこのOLだったらどうします?

 

 

誰もいない深夜の住宅街。

薄暗い路地から目の前に飛び出してきた男に「カネ!・カネ!・カネ!」と言われたら・・・

 

 

 

逃げますよねぇー( ゚Д゚)

 

 

もちろん彼女も恐怖に顔を引きつらせ猛ダッシュで逃げて行きました。

 

 

 

 

(あっ・・聞かれた・・・・)

 

 

 

願い事は人に聞かれると叶わないと言われています。

 

 

 

だから私は・・・

 

 

 

今でも大貧民です・・(;´・ω・)

 

 

 

【今を生きる】

 

アメリカで最初に出来た友人・フェルナンデス。

彼は私以外の日本人とは気が合わなかった様です。

 

「日本人って良くわからない」

「何で?」

 

「だって終わった事をいつまでも悔やんでるだろ。遠い未来を心配してる。それでいて今日は何もしない」

 

なるほど・・

「じゃあスペインの人は?」

 

「過ぎた事は元に戻らないから忘れる。遠い未来はどうなってるか分からないから考えない。だから今日を精一杯生きるのさ」

 

 

言われてみればその通りかもしれません。

人間終わりが近付くと急に焦りますよね。

あと5分!と言われてから慌てても間に合わず(もっと早くから全力でやっておけば良かった)なんて経験は誰にでも有る筈。

 

よし、俺も毎日を全力で生きてみよう!

だらだら生きるのはもうやめだ!と誓った18才の夏。

 

例えばこんな感じ。

1週間以内に書類を提出しろと言われれば、遅くとも2日後には出します。

その日にやれる事は翌日に持ち越さないでどんどん片付ける。

こんな生活をしていると、何もやるべき事が無い日が出来るのです。

 

丸1日自由な時間。

ここでチャレンジしたかった事に挑戦するのです。

時間はたっぷり有ります。好きな事が出来るのです。

 

10代、20代を全力少年で駆け抜けた私。

 

 

経験を積み、知識を身に付け全力中年へと【バージョンアップ】した30代、40代。

 

 

50才を超え、全力老人へ【無料グレードアップ】した今でも私の生き方・考え方は昔と何も変わっていません。

 

 

 

私の時計の針は18才の夏で止まったまま。

 

 

 

50年の人生で70年分くらい生きてきた実感がありますが

人生で後悔している事ってなんだろう?と、ふと考えます。

 

 

 

 

 

      無し (*ノωノ)

 

 

 

 

後悔という物が何も思い当たらない・・・

フェルナンデスとの出会いに感謝!

 

 

皆さん・・今日を生きていますか?

 

 

【ビーダマ】

 

子供の頃遊んだガラスの玉【ビーダマ】

ビーダマを知らない人はいないですよね。

 

 

 

では、エーダマは知っていますか?

 

 

 

ガラスの玉は工業製品で、傷一つなく完全な球体でないと使い物になりません。

綺麗に作られたガラスの玉はA級品のエーダマ。

 

ちょっとでも傷が有ったり歪んでいる物は検査ではじかれ、B級品として処分されます。

これがB級品の玉でビーダマ。

 

 

捨てるのはもったいないので色を付けて子供のおもちゃとして売り出したら空前の大ヒット。

 

 

商品として正しく作られた筈のエーダマを知っている人は殆どいないのに、不良品のビーダマは誰でも知っている人気商品。

 

 

 

人間みたい。

 

 

 

完全無欠の人間は面白みが無い。

傷を持っていたり、ちょっとくらい変わった所が有るくらいが親しみやすくて人気が有ったり。

 

 

 

私はつくづくビーダマ人間で良かったと自分を慰める今日この頃です。(*‘∀‘)

 

 

 

【算数】

 

勉強が好きな人は手を挙げて下さい。

 

えっ、一人もいない・・( ゚Д゚)

 

 

ではここで問題です。

 

 

2 + 2 ÷ 2 =

 

 

答えは 2 と思った方・・

電卓でこの通りに打ってみてください。

 

 

答えは 2 と出ますね。

 

 

 

 

正解は 3 です。(/・ω・)/

 

 

 

小学校の算数で習いましたよね。

( )が無い時は割り算が先って。

 

つまり・・

 

 

2 ÷ 2 = 1

1 + 2 = 3が正解です。

 

 

 

なーんだ機械だって間違えんじゃん!

 

人間の方が優秀なのかもしれませんね。

 

 

 

算数や数学の勉強なんかしたって大人になったら使わないじゃん!

何でこんなの勉強しなきゃいけないの!

 

って子供に言われたら「機械だって間違える事が有る」と言ってやりましょう。

 

 

それからもうひとつ。

 

 

数学の問題を解く能力が有ると大人になって問題にぶつかった時、論理的に物事を解決する能力が養われる。

だから勉強しなさいと追い打ちをかけましょう。

 

 

と、勉強した事が無い私が言うのもどうかと思いますが・・(-。-)y-゜゜゜

 

 

【ペット事情】

 

お金持ちの方はかなりの高確率で・・

 

 

 

【セバスチャン】という名の大きな犬を飼っています・・(/・ω・)/

 

 

 

 

【来世で会いましょう】

 

なんとなくのイメージで結構です。

 

私は歌が上手いと思いますか?

 

 

 

えっ・・( ゚Д゚) 上手いって・・・?

 

 

 

残念ですが大外れです。

 

 

 

もしオリンピックの新競技に・・・

    

     【音痴】

 

という種目が追加されたら間違いなく日本代表は私。

 

 

金メダル確実です。(/・ω・)/

 

 

歌が下手だと悩んでいる方。

心配いりません。

あなたの下には常に私がいます。

 

こんな私ですが音楽を聞く事も歌う事も大好きです。

 

バイクでの通勤中は常に熱唱。

夜の環七は私のステージ。

 

連日連夜繰り広げられる環七路上ライブ。

もちろん観客ゼロのソロコンサート。

 

 

ただでさえ下手くそな歌がヘルメットの中で反響して物凄い騒音!

声が裏返るなんてものじゃない。

 

裏返って、ひっくりかえって、もみくちゃになって、こんがらがって・・・

 

これはもう歌では有りません。

 

 

 

  軽いテロですね( ゚Д゚)

 

 

 

そんな熱唱テロリストの私が生まれ変わったら成りたい職業は歌手。

 

 

武道館でのソロコンサート。

映画は2時間くらいかかりますが、歌は5分で完結する最上のドラマ。

情景が目に浮かび、感情が入って涙が止まらなくなることも有ります。

 

舞台の上からはどんな景色が見えるのでしょうか。

 

 

何十年後かに「この人良くメジャーデビュー出来たな。下手くそだな」なんて歌手が現れたら・・

 

 

 

それはきっと生まれ変わった私。

 

 

来世で会いましょう(^^)/

 

 

【それは知ってます】

 

以前シェフを務めていたお店は年中無休。

定休日が有るとやりやすいのですが、こういうお店は祭日がからむとリズムが狂います。

 

祭日の翌日はどうも月曜日の様な気がして・・

曜日とか日付の感覚が狂うんですよね。

仕込んだソースに日付けを書こうとした時、一瞬今日が何日か分からなくなりました。


私は右手にマジックを、左手には叶わぬ夢を握りしめたまま隣にいたパートさんに聞きました。


「あれっ、26でしたっけ?・・27?」



パートさん… ちょっと嬉しそうに顔を赤らめながら


「やぁだシェフったら! からかわないでくださいよ。もう、とっくに40過ぎてますよ」





ですよね・・

 

 

それは・・

 

 

 

知ってます・・・   (((・・;)

 

【デブとハゲ】

 

社会人になって運動しなくなって

 

少しづつ、少しづつ太って

気付いたら・・・




  デブ ( ̄▽ ̄;)




髪の毛が少しづつ薄くなって

気付いたら・・・

 



  ハゲ (/--)/

 

 


少しづつ変わっていく自分の変化って気付かないものです。

 


何年かぶりに会った友人に・・

「お前、太ったなぁ」


頭をまじまじと見られて

「薄くなったなぁ」


と、言われて本人が一番ビックリ (゜o゜)


変化ってそんなもんです。

 

 


自分の変化って分からない。

五年前に本気で悩んでいた事を思い返すと 恥ずかしくなったり笑ってしまったり・・・


自分の成長を実感する瞬間です。


悩みや苦労や喜びや、いろんな事が無かったら
きっと五年後も同じ事で悩んでるかな・・・



だから、楽しい事もつらい事も嫌な事も全ての事に感謝です(^-^)v

 

「俺っていつまでたっても成長しないな・・・」なんて悩む必要は全く無し。

評価するのは他人です。

 

自分で自分を低く評価する必要は有りません。

自分の変化に自分で気付いてないだけです。

 

 

少しづつ成長している自分に気付かなくても前を向いて努力していれば、5年振りにあった友人にきっと言われる筈。

 

 

 

「お前、立派になったなぁ」

 

 

 

さあ、今日も全力で行きますか!

 

【ハーフ】

 

私の体には2種類の血が流れています。

 

 

そうは見えないと言われますが実は・・【ハーフ】

 

 

 

 

 

 

父の生まれは東京の練馬区ですが・・・

 

 

母は港区。

 

 

 

 

練馬区と港区の・・

 

 

 

【ハーフ】・・・

 

 

 

 

   ・・・ m(__)m

 

漢字

 

仕事って大変ですよね。

人の仕事は楽に見えるけど、やってみたらきっと大変。

楽な仕事って無いと思います。

 

「お前は人の話聞いてんのかー!」なんて怒鳴られてみたり。

逆も有りますよね。

「あいつは人の話全然聞いてない・・」

 

立場が変われば大変さも変わります。

 

私はちょっと変わり者なのか、大変な事が大好き。

 

 

 

【大変】という漢字をよく見て下さい。

 

【大きく変わる】と書きます。

 

大変な事を頑張ると大きく変われる。

 

大きく変わりたかったら大変な事を進んでやろう!

 

と、捉えています。

 

 

それから人の話を聞く時は・・

 

【聞く】のでは無く【聴く】様にしています。

 

 

 

【聴く】という漢字をバラしてみましょう。

 

耳・目・心という漢字と + という記号が入っています。

 

 

人の話を聞く時は・・

 

相手の【目】を見て、【心】を開いて、【耳】を傾ける。

 

この3つを+と・・・

 

 

【聴く】事が出来ます。

 

相手の話の真意を読み取ろうと【聴く】様に注意すれば怒られる事も無くなる筈。

 

 

 

今日、失敗してしまったり、つらい思いをした方・・

 

明日は自分しだいで良い日にも悪い日にもなります。

 

明日はまだ何も描いてない真っ白なキャンバスですから。

 

きっと良い日になりますよ。

 

 

 

だって明日は・・

 

 

 

【明るい日】と書きますから・・(*´ω`)

 

 

 

 

リスペクト

 

・白洲次郎さん

 

・ビートたけしさん

 

・甲本ヒロトさん

 

・ロッキー青木さん

 

・ケリー・スレーター

 

・ロブ・マチャド

 

・ベサニー・ハミルトン

 

・斎須政雄さん(コート・ドール)

 

・早乙女哲哉さん(みかわ是山居)

 

 

 

 

その生き様・・

 

  大好きです・・(*'ω'*)

 

 

勝率

 

競馬で1000円の勝ちが100回続いて100連勝。

10万円の勝ち。

 

でも101回目で100万円負けたら

 

100勝1敗で・・

   

 

   90万円の負け(/・ω・)/

 

 

1000円の負けが100回続いて100連敗。

10万円の負け。

 

でも101回目で100万円勝ったら

 

1勝100敗で・・

 

 

   90万円の勝ち(^^)/

 

 

勝ち負けは勝率で決まるとは限らない。

 

 

では人生はどうなんでしょう。

 

 

これは意見が分かれるところ。

 

 

100連続の小さな不幸は耐えられないという意見も有るだろうし、101回目でとんでもない幸せがやってくるなら全然平気という人もいる。

 

どちらも正解。

 

お金の勝ち負けは90万円の勝ちの方が良いに決まってるけど、心の問題は人それぞれ。

他の人にとってどうでも良い事が自分にとっては最上の喜びだったりする。

 

(もっとお金が有ったら幸せになれるのに・・)は間違いだということ。

 

 

小さな幸せを幸せだと感じ取れる心を手に入れた人が人生勝ち越せる気がするのです。

 

今日つらい事が有っても明日楽しければ1勝1敗。

 

今月は嫌な事ばっかりだな・・

でも来月が楽しければこれも1勝1敗。

 

今年はろくな事が無かったな・・

来年が良い年になればやっぱり1勝1敗。

 

 

 

ゴールする迄はただの途中経過ですよ(*'ω'*)

 

 

 

9回表まで10対0で負けてても、9回裏に11点取ったらサヨナラ勝ち。

 

 

 

 

死ぬ直前に(あぁ面白い人生だった)と思えたらそれでいいかな。

 

 

だって俺の人生は俺の物だから。

 

 

 

正しいか間違ってるかなんて誰にも決められないけど、楽しいか楽しくないかは自分で決められる。

 

 

 

 

目指せ!究極の自己満足!(^^)/

 

 

 

 

 

ひとつ言っておきますが・・

 

 

 

 

ラロッサ教という新興宗教は有りませんので・・念のため。

 

 

 

余計な物を出来るだけそぎ落として心を豊かにしたいと思うジジイの単なる呟きです。(*´ω`)

 

素振り

 

16才でバイクの免許を取った当時、まだ原付はノーヘルで公道を走れていました。

私の学校ではバイクの免許を取る事はOKでしたがバイク通学はNG。

しかし、バイクに乗りたい盛りの高校生にそんな校則が通用する訳が有りません。

 


通学は学ランを着て原付にノーヘル。

サングラスをかけて右手には煙草という優等生っぷり。(-。-)y-゜゜゜

 

学校から少し離れた所にバイクを置き、そしらぬ顔で登校していたのです。

ある日学校が終わって友達とバイクで遊びに行った時の事。


しばらく走ると線路が有り、丁度踏み切りが降り始めたところ。

線路の手前で止まった私達の前を電車が通過していきました。

 


その時、友人が決して言ってはいけない事を言ったのです。

 


「なぁ、線路の向こうにK先生がいなかったか?」

 

 

 


K先生・・・( ゚Д゚)

 

 

 

K先生は生活指導の怖い先生で三度の飯よりビンタが好き。

高校・大学とラグビーでフォワードをやっていたK先生の体重は優に100Kgを越え、そのビンタで東京タワーをなぎ倒した事が有るという噂が流れていたのです。

 

 


「まさか・・ こんな所にいねえだろ」

 


私がそう言ったのも当然で、そこは学校からも繁華街からも離れた住宅街。

学校関係者の居るはずが無い場所だったからです。

 


「そうだよな、こんな所に・・・」

 


友人の言葉が途中で途切れたのは、電車が通過し終わって踏み切りが開いたからです。

 


そこで、私達が見たものは・・・

 



道路の真ん中に仁王立ちになり、鬼の様な形相でビンタの素振りを繰り返す【K先生】の姿・・・(*ノωノ)

 

 

 

 

そのビンタの風圧だけで私達が吹き飛ばされた事はお察しの通りです。|д゚)